紛争下のウクライナとパレスチナで、女性と子どもの人権を守る活動を続けるウクライナYWCAとパレスチナYWCAに連帯し、資金面で支援するため、チャリティーリサイタルを行います。どうぞお越しください。
演奏 大月裕夫(ピアニスト)
曲目
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第5番 ハ短調 Op.10-1
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第15番 ニ長調 《田園》Op.28
ショパン:ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.35
ショパン:幻想曲 ヘ短調 Op.49 (曲目は当日変更になることがあります。)
日時:2024年10月12日(土)午後2時開演(1時30分開場)
場所:東京YWCA会館カフマンホール(東京都千代田区神田駿河台1-8-11)
定員:150人(全席自由)
チケット:2500円
主催:公益財団法人東京YWCA
協力:及川音楽事務所
*チケットお申込みは、03-3293-5436へ。またはピーティックスでお求めいただけます こちらからhttps://peatix.com/event/4028143
大月裕夫(おおつきひろお)プロフィール
1987年3月、長野県松本市生まれ。
生まれたときから視覚に障害を持ち、6歳の時には聴覚にも障害があることがわかった。幼少期から音に関心をもち、3歳から公益社団法人才能教育研究会(スズキ・メソード)でピアノのレッスンを開始。2000年に長野県音楽教育学会の作曲コンクール入選、同年第50回全日本盲学生音楽コンクールピアノの部で優勝。2010年に第20回日本クラシック音楽コンクールピアノ部門 大学生男子の部で入選した。2014年3月、武蔵野音楽大学大学院音楽研究科修了。2017年より、及川音楽事務所に所属。現在、松本市在住。
ウクライナYWCAの活動(カバー写真右側)
2022年のロシアによる侵攻直後から、ウクライナYWCAは現地の女性たちの声を伝え、戦争の中で困難に直面している女性や子どもたちのニーズに応える活動を実施してきました。
以下はウクライナYWCA総幹事ユリヤ・ヴィダソヴァさんから届いたメッセージです。
「ウクライナYWCAは、困窮している女性や家族、特に幼児や 新生児を持つ国内避難民の家族を重点的に支援しています。
写真の女性は夫と引き離され、子どもたちと避難生活を送っています。避難先でボイラーが壊れお湯が使えない状態になった彼女に、日本からのご寄付によって、ボイラーと空調機器を届けることができました。
支援を届けた他の女性たちからも、感謝の言葉や赤ちゃんの写真やビデオが届いています。(中略) 残念ながら、多くの女性や家族が今、大きな困難を抱えており、国内避難民として人生をゼロからスタートさせることを余儀なくされています。私たちウクライナYWCAは、彼女たちを経済的、食料的に支援し、精神的にサポートできることを嬉しく思っています。」
*ここには写真の埋め込みができませんので、詳しくは、こちらをご覧ください → 日本YWCAウクライナ記事リスト
パレスチナYWCAの活動(カバー写真左側)
パレスチナYWCAは、1893年の活動開始以来女性たちのエンパワメントと平和の実現に取り組み、最も弱い立場に置かれた女性たちや子どもたちへの支援を行っています。ジェリコ県とラマラ県の難民キャンプでは幼稚園を運営し、軍事占領下で生きる子どもたちがクリエイティブに学び、健康に育ち、自信を育む場をつくっています。
2023年7月の軍事攻撃で被害を受けたジェニン市の難民キャンプでは、女性と子どもたちに心理的・救護支援のキャンペーンを進めてきました。
2023年10月以降、イスラエルによるガザ攻撃が続く中でも、ガザ地区ならびにヨルダン川西岸地区で継続する軍事占領とパレスチナの人々を標的にした抑圧と人権侵害に対して声をあげ、パレスチナの女性たちの権利を守る活動を続けています。
*活動の詳細は、こちらをご覧ください→ 日本YWCAパレスチナ記事リスト
★このリサイタルの収益は経費を除き全額をウクライナYWCAとパレスチナYWCAに、公益財団法人日本YWCAを通して送ります。
お問い合わせは、公益財団法人東京YWCAへ 電話:03-3293-5436