2011年3月11日の東日本大震災による福島第一原子力発電所の事故で避難先から現在も戻れない人々がいます。原発の廃炉作業は遅々として進まず困難を極めておりトラブルもたびたび発生しています。さらに、東京電力の不誠実な態度にも避難者は直面しています。東京に住む人たちは、日々新たな紛争・災害のニュースの中で、東日本大震災も福島第一原発事故も記憶が薄れつつあります。
そうした中で、福島第一原発の放射能汚染水を希釈して海に流す事業(ALPS処理)がはじまりました。
このプログラムでは、福島第一原発では今、何が起きているのか、ALPS処理は最善なのか、専門家の考えを聞きながら、福島第一原発事故から13年を経て、福島の人びとは、原発に対し、また東電に対して、どのように思っているのか、本来はどうあったらよいのか、東京に住む人々の在り方と併せ、フロアとともに考えます。
日時 2024年6月8日(土)午後1時30分から3時45分
定員 150人 参加費500円
対象 一般、対面のみ(オンライン及び録画なし)
場所 東京YWCA会館カフマンホール (東京都千代田区神田駿河台1-8-11)
講演1「いま福島第一原子力発電所で何が起きているか」
菅波完(すげなみたもつ)さん(高木仁三郎市民科学基金事務局長)
講演2「原発や東電に対して思うこと」
市村高志(いちむらたかし)さん(TCF: Tomioka. Connection. Fellowship共同代表)
パネルディスカッションとまとめ
主催 公益財団法人東京YWCA 紛争・災害対応委員会
協力 原子力市民委員会
★申し込みは、電話☎03-3293-5436 またはPeatixから。