ひびきあう心

2022年1月
副園長 瀬口哲夫

 「生活は学びであり、人生の礎である。遊びは意欲の宝庫であり、遊びによって人生は豊かになる。保育園の主役は子ども。自分のやりたいことに夢中になって、自分で考え、自分の力を使って生活し、遊ぶことで自分をつくる。周囲に惑わされずに独自の考え方、生き方を選べる人になってほしい」と考えて、「みんな一緒にではなく、一人ひとり違ってあたりまえ。自分のやりたいことは自分で決める」「子どもを一人の人間として尊重し、互いに呼びつけや軽んじた言葉かけを避ける。服装、挨拶、昼寝や食事は誘いかけをしたとしても、無理強いしない」「ルールは、保育士と園児が話し合いながらつくっていく」ことを大切にしてきました。この保育園で育った子どもたちが、いつの日か自分が出来ることを見極め、互いの違いを認め合う自立した人間として、困難な時代、状況に出会っても、諦めずに今必要な課題を見つけ、手を取り合って平和で公正な世界を築いてくれることを夢見ています。
 保護者の皆様には、家庭の'生活の時間リズム'と'生活の様式'を当たり前のように受け止めることができる子どもの環境を大切にしていただきたいと願います。生活リズムがうまくいかないと、動きが鈍くなり、判断することが煩わしくなって、何でもないのにイライラすることが多くなります。「これは何?どうなってるの?こうしたらどうなるのかな」などの好奇心や探究心を楽しみ、これをやりたいと自分から発信して夢中になる時間を長くするためには、生活リズムを整えることや、自分を支え、動かす身体をつくることが大切です。
 そのうえで、親である貴方が大好きな歌を歌い、大好きな絵本を読み聞かせましょう。歌や本が好きな子は、自分を表す多くのことばを知り、対話を楽しめる人になります。
外へ出かければ、子どもの興味関心好奇心を育てます。保護者の皆さんが、親も楽しみながら、子どもの知らない素敵な世界への道案内をしてくださることを願っています。