園だより

「まきばのかぜ」

2020年2月

園長 大沢千佳子

二 月

 二月。「まきば」では一年のまとめとなる後期懇談会が開かれます。 成長した子どもたちの「今の姿」を、エピソード等を通してお伝えしながら、『まきばの保育』への理解を深めていただく大事な機会と考えています。懇談会の準備は1月から始まり、クラス毎、乳児会、幼児会での話し合いの中で日々変化してきた子どもたち一人ひとりの姿を辿り、私たちが目指す保育をすすめてくることができたかを振り返ります。当日は、日頃目にすることの難しい『まきば』でのお子さんの姿に触れ、一年間のあゆみを感じていただきたいと願っております。すでに、幼児とちゅーりっぷ組は会を終えておりますが、微笑ましくもあり愛おしくもあり、たくましくもある子どもたちの姿に惹きつけられました。 入園前の園見学の際に必ずと言っていいほど高い評価をいただくのは、園庭の広さと自然です。 『まきば』での時間を心ゆくまで過ごした子どもたちが巣立っていく卒園式で、「『まきば』の魅力は、子どもたち!!」と思っていただけるようこれからも努力してまいりたいと思います。

気がつけば立春も過ぎ、三寒四温を感じる今日この頃です。 先日、「ふきのとうが出ましたよ!」と嬉しい便りが届きました。  芽吹きを待つ樹々の間から差し込む光を受けて、今年も春の使者が顔を出しました。 思い出す一編の詩。

~夜があけました  朝の光をあびて たけやぶのたけのはっぱが 「さむかったね うん、さむかったね」とささやいています 雪がまだ少しのこって あたりはしんとしています どこかでちいさな声がしました 「よいしょ よいしょ おもたいな」 たけやぶのそばのふきのとうです 雪のしたにすこしあたまをだして 雪をどけようとふんばっています 「よいしょ よいしょ そとがみたいな」。。。工藤直子「ふきのとう」から

小学校二年生の国語の教科書の第1ページ。キッチンに立つ私のところまで聞こえるようにと、 宿題の音読練習で一生懸命読んでいた長女の姿が思い起こされます。 ふきのとうはこれからの時代を生きていく子どもたちそのもので、この詩は子どもたちへの温かな エールだな、と思いながら、包丁の手を止めて娘の真っ直ぐな声に耳を澄ませました。小さなしあわせというと大げさですが、心がなごみ優しくなれた、子育て時代の懐かしい思い出の詩です。    ~ふきのとうがかおをだしました 『こんにちは』 もうすっかり はるです~

今月もおすこやかにお過ごしくださいますように。

◆バックナンバー

2020年1月号 まきば保育園 園だより.pdf
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2019年10月号 まきば保育園 園だより.pdf
2019年9月号 まきば保育園 園だより.pdf
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