野尻キャンプ場(ペタウリスタの森)施設のご案内
4万5千坪の豊かな自然環境の中にある野尻キャンプ場。野尻湖畔にある琵琶ヶ埼という岬全体がキャンプ場になっています。標高は約680mなので、夏も涼しく快適に過ごすことができます。
森と湖に囲まれたその環境を最大限に生かして多くのプログラムが行われています。
野尻キャンプ場の施設とフィールドをご紹介します。
※野尻キャンプ場は、学校や青少年団体、グループなどに施設をお貸ししています。夏期に使用できるキャビンやオールシーズン対応のゆかりハウスに宿泊し、キャンプや自然体験、研修を行うことができます。また、キャンププログラムの委託もお受けしています。お気軽にお問合せください。
メインホール
1932年建築の建物で、最大130名程の集会が可能です。事務所、医務室、売店、キッチンがあり、食堂をかねています。食事は、毎食参加者全員が集まってメインホールでとります。プログラム中は皆で遊んだり、様々な活動で使われます。文房具や絵本があるので、自由に使うことができます。アップライトピアノとオルガン(足踏み式)があります。ポーチからは湖を見渡すことができます。
キャンパー用キャビン
キャンパーの生活の場で、木造建設です。森の中に7棟、隣のキャビンが少し見える距離で点在し、独立性と安全面に配慮してあります。キャビン内半面が2段のかいこ棚になっており、そこに布団を敷いて寝ます。キャンプ中は、若手リーダー(グループカウンセラー)が生活をともにします。室内灯でも生活できますし、電気を使わずにランプでの生活も可能です。室内にテーブルと椅子のセットがあります。洗面とトイレはついていません。
定員約10名
シャワー室
キャビンとは別にシャワー棟があります。シャワー10基、それぞれ個別ブースになっています。寒い時には入浴できるように浴槽もあります。水泳場からあがって、キャビンに戻る途中に建てられています。2002年にリフォームされました。
洗面所
点在するキャンパー用キャビンの中心地点とメインホール横、2か所にあります。
トイレ
キャンパー用キャビンとメインホールの中間地点、シャワー室前、2か所にあります。どちらも簡易式水洗トイレです。夜間、キャビンからトイレに行くときには懐中電灯が必要です。トイレの出入口には夜間常夜灯がついています。
水泳場
子どもでも足がつくように、浅瀬を桟橋で囲み、プールにしてあります。3分間浮いたり泳いだりできるキャンパーは、桟橋の外側、沖に浮かぶ浮き台まで泳ぐことができます(コースロープがはってある内部のみ遊泳可能)。カヌーは、水泳場の桟橋脇から出発します。
アーチェリー場
自然の木々に囲まれてアーチェリーを楽しむことができます。キャンプリーダーたちで作った素敵なアーチェリー小屋があり、的などの道具が置いてあります。アーチェリーをするときは、的を設置するなど、みんなで準備します。キャンプ場内で広く平らな場所は、アーチェリー場とグラウンドだけとなっています。
グラウンド
ボンファイヤー(賑やかなキャンプファイヤー)や野外料理、スポーツ系のプログラムはグラウンドでおこないます。グラウンド内に水場があるので野外料理にも便利です。キャンプ場内で広く平らな場所は、グラウンドとアーチェリー場だけとなっています。
アーチェリー場と隣接しているので、アーチェリーのプログラム実施中は、グラウンドを使用することはできません。
ポイント
湖岸より約600m張り出した、半島の最先端。標高は約695m。見晴らしがよく、湖がきれいに見えます。また、夜間は星を観察することもできます。テントをはり野営することもできます。
グリーンチャペル
森の中の野外礼拝堂。小鳥の声に耳を傾けて静かな気持ちで過ごすことができます。グリーンチャペルの手前からその先まで、お喋りしないで静かに歩きましょう。
カウンシルリング
グリーンチャペルの脇から湖近くまで下りていくと小さなファイヤープレイスがあります。ここは、儀式的な(静かな)キャンプファイヤーを行う場所です。
ボート桟橋
水泳場の桟橋とは別に、少し離れた場所にT字型桟橋があります。ボートに乗る以外にも、この桟橋を利用して野尻湖遊覧船に乗降することができます。湖上礼拝(船上での礼拝)やキャンプ場から対岸まで遊覧船に乗船しての帰路などのプログラムが楽しめます。
Tキャビン(竹内ハウス)
八角形の建物で、カットベッド(折りたたみ式簡易ベッド)を利用して10名程度の宿泊が可能です。引率者の宿泊キャビン、また集会所(約40名まで)として使うこともできます。建物の周囲全体がテラスに囲まれている、素敵なキャビンです。メインホールとはまた違った雰囲気で集うことができます。
ゆかりハウス
2006年に改築された宿泊棟です。小グループの研修、ファミリーや成人グループの週末旅行に最適です。乳幼児やシニアの方にも快適にお使いいただけます。
床暖房完備なので、夏だけでなく秋冬も快適に宿泊でき、年間を通じて利用できます。1階にはホール・食堂・トイレ・浴室などの共用スペース、2階には宿泊用の5部屋とトイレ・洗面があります。車イスの方でも宿泊できる建物です。
一棟貸切利用も可能です。
定員35名
東京YWCA野尻キャンプ場 団体利用のご案内
東京YWCA野尻キャンプ場~教育キャンプのフィールドとして~
東京YWCA野尻キャンプ場は、1932年にカナダのエマ・カフマン女史によって始められ、女性の社会的地位の向上や、少女が自立心をもち、共に生きる大切さを学ぶフィールドとして80年以上の歴史をもつキャンプ場です。
長野県の野尻湖畔に位置し、琵琶が崎と呼ばれる半島(広さ:4万5千坪)が、キャンプ場となっています。そこには、世間の騒がしさから離れた空間が広がり、日常とは違った環境の中で過ごすことができます。さらに、キャンプ場内には、多くの学校や教会を設計したメレル・ヴォーリズの建築に由来する建物が点在し、木造の暖かさや、過ごす人たちの間に自ずとコミュニケーションが生まれる工夫がなされています。
春には新緑と山菜、夏には緑が深まり湖での水泳やボート、カヌーを楽しめます。秋には紅葉に彩られ、冬には一面の雪景色へと移り変わり、四季折々の自然を体験することができます。
森と湖に囲まれ、自然に触れる場、野外活動の場、そして自己開放の場に適した環境です。
利用料金
● 団体・グループ利用料金 ⇒ お問合せください
● ゆかりハウス泊 ゆかりハウスのご案内(貸し施設のページへリンク)
アクセス
お問い合わせ
青少年育成事業部 教育キャンプ課
電話:03-3293-5466 FAX:03-3293-5570
E-mail:petau@tokyo.ywca.or.jp
受付時間:10:00~18:00(土日・祝日を除く)
- キャンセル規程
- キャンセル規定(キャンプ).pdf