園だより

2017年4月
園長 大沢千佳子

新たな出会い

ようやく桜のつぼみがほころびはじめました。
やわらかな春の風を頬に感じ、眩しい陽ざしにふと手をかざしてみると、つい先日巣立ったばかりの19人の子ども達の笑顔が浮かんできました。一緒に過ごした日々の中で見せてくれた一人ひとりの姿は懐かしさと愛おしさを一度に運んできて別れの後のしんみりとした心をふんわりとつつんでくれるようでした。

そして今年も初々しさいっぱいの19人の子ども達との新たな出会いが与えられ、『まきば保育園』は5年目の一歩を踏み出しました。『まきば』は子どもたちとその家族の幸せに繋がるかけがえのない場所でありたい。そう願いながら日々子ども達と向き合いご家族と理解しあいながら歩んでいきたいと思っております。

私たちが大切にしている、子ども達に伝えたいこと
ここは、安心できる場所であるということ
自分の気持ちを出していいということ
自分の歩幅で歩いていいのだということ
誰かがいつも見てくれている場所だということ

手で受け取ったものは落ちてしまうことがあるけれど、心で受けとったものはそのひとから離れることはないのだと思います。『まきば』での日々の生活の中で、子ども達の心に積もったたくさんのゆたかな思い出が自らに宿る力となり、園庭に育つ木々のように、すくすくと育ち、枝をはわせ、葉を茂らせることができるよう、光と水を注いでいく私達でありたいと思います。皆様とご一緒に。ゆっくりと、焦らずに。

これから始まる新しい一年、どうぞよろしくお願いいたします。


聖句 詩編23
『主は、緑のまきばに休ませ、憩いの水のほとりに伴い、魂を生き返らせてくださる』
(まきばの名前は聖書のこの箇所から)

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