園だより

「まきばのかぜ」

2018年11月

園長 大沢千佳子 

秋の「まきばむら」

10月は行事が続きました。
 子どもたちが見せるいくつもの姿に笑顔になり、胸が熱くなった運動会。ご家族の雄姿には今年も大きな歓声が上がりました。
 地域からも多くの人々が集まり、子どももおとなも楽しんだオータムフェア。久しぶりに登場した図鑑's。その優しさと透明感のある世界に魅せられ、ギャラリーの作品が醸し出す慕わしさに感じ入って下さった方もきっと多くいらしたのではないでしょうか。親子で創った教会のステンドグラスから生まれたクラフトは、灯りのある場所や日が差し込む場所に置いてその不思議な色の重なり合いを楽しめますね。
 最後は、子どもたちが今年も夢中になったハロウィン。ケルト人の伝統から始まったお祭りは、ジャック・オー・ランタンと仮装と合言葉で大いに盛り上がりました。

そして迎えた11月。
 抜けるような青空に心も開かれ、樹々をわたる風には秋の陽の匂いを感じます。遠くの山々のいただきから始まった紅葉はもうすぐ『まきば』にも訪れ、陽ざしをうけて美しく輝き、やがてカサカサと音をたてながら落ちて園庭を覆いつくし、晩秋へと季節はゆっくりとすすんでいくことでしょう。
子どもたちの遊ぶ姿も、季節に合わせるかのように落ち着きを見せてきました。
ここにひとり一人の居場所がある、そう思える姿です。それは4月から今に至るまでの日々、
それぞれが自分の足で歩んだ先にある今の姿なのです。

工藤直子さんの「のはらうた」から
  のはらむらは てんきのよいひもあれば、あめふりのときもあります。
  のはらむらのみんなは きげんのよいときもあれば、しょげているときもあります。
  いろんなときがあり いろんなきぶんがありますが、
  かわらないのは いつも だれかが うたをうたっていることです
 
「まきばむら」の98人の子どもたちと48人のおとな。
みんなが、今日もそれぞれの一日を思う存分に生きてくれますように。
一人ひとりのうたをうたってくれますように。
これからも変わらず、人にもモノにも居心地の良いゆるやかな場所でありますように。
そう思い願った秋の日。

今月もどうぞお健やかにお過ごしくださいますように。

◆バックナンバー
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