食 育

調理室の窓から

2017年8月

7月は、旬の冬瓜を煮物にして提供しました。「このお野菜、なんていうか知ってる?」と尋ねると「えぇ~、なぁに?」「冬瓜っていうのよ」「とうがん?」と不思議そうな顔の子どもたち。「そう!きゅうりの仲間だよ!」「ふぅ~ん、メロンみたい!」「そうだね、すごく大きいのよ」「どのくらい?」「う~ん、みんなのお顔2つ分くらいかなぁ」「えっ!このくらい?」「このくらい?」とみんな口々に手を広げて大きさを表していました。別のクラスでは、「冬瓜食べてみた?」と聞くと「ううん、だって、食べたことないもん。」という子が。「1つだけ食べてみたら?おいしいよ?」「う~ん」おそるおそる口に運ぶと、にやっと口元が緩みました。そのまま、ひとつ残らず完食です。「食べられたね!どんな味がした?」「イチゴみたいな味がした!」と嬉しそうな表情に、こちらも笑みがこぼれました。少しざらっとした舌触りがイチゴと似ていたのでしょうか。鯵の塩焼きをメニューとして出した日は、ある子が「今日のお魚甘い!」と教えてくれました。詳しく聞くと、「皮と身の間のところが甘かったよ!」と。いつも使用している食材の微妙な味の違いに気づけることや、子どもたち一人一人の味の感じ方、表現の仕方に触れ、とても感動した瞬間でした。