代表理事ご挨拶

resize2-幅150 学部長_D3C1537.jpg人の世とは別に自然はその営みを続け、梅雨時の暑さの下、草木は濃密な緑に染まっています。皆様には新型コロナウイルス禍の中、それぞれ困難に立ち向かっておられることと拝察申し上げます。

本財団におきましても緊急事態宣言により、駿河台の会館を休館とするなど苦悩の対応を余儀無くされておりますが、昨年中に関しましては、概ね平穏に推移したと申せましょう。もちろん順調とは言えない部門もございます。例えば青少年活動、特にキャンプ事業は相変わらず若いリーダーの確保に苦慮していますし、参加者も中高生は定員に満たない状況が続いております。少子化の進む中、今後の事業を検討して行かねばなりません。
施設面ではテナントフロアの空調設備更新工事を行い、セキュリティ確保、アスベスト除去等、問題も生じましたが、何とか解決し、2019年中に終了することができました。
しかし2020年に入り、新型肺炎感染が拡大。首相の小中学校、高等学校への休校要請が出され、学童保育は突然、午前中からの受け入れを迫られ、必死の対応となりました。保育園も卒園式を縮小しました。感染者を出さずに来られたのが救いです。

このような昨年度、大へん嬉しくもありがたいことがございました。会員であった方のご遺志により、公益事業のために多額のご寄付を頂戴致しました。現在新年度の事業がほぼ休止している中、大きな支えとなります。
また細かいことではありますが、史料保存プロジェクトを設け、歴史資料の整理を始めました。

このように多くの方々のお支えを頂いている財団でございます。関係諸機関、諸団体、会員・ボランティアの皆様、別けても寄付者の方々に心から感謝申し上げて、ご挨拶とさせて戴き、今後もなお一層のご指導、ご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

2020年7月
公益財団法人東京YWCA
代表理事 川戸れい子
(2019年度事業報告(2020年7月発行)より)