ひびきあう心

2019年4月
副園長 瀬口哲夫

 人間には、生まれた時から呼吸や排泄といった生きる機能の他に"気づきの力""周囲に自分から働きかけようとする力""見聞きしたことを理解し、自分のなかに取り入れようとする力"が存在しています。私たちはそうした人間が持つ素晴らしい力を信じ、自ら世界を広げ、変化しながら育っていく子どもたちが発する言葉や動作にしっかりと気づき、環境を整え、子どもが求めることに応える保育を目指します。保育園のもう一つの特徴は、たくさんの仲間に囲まれて子どもが育つということです。みんなのなかで自分に出来ること、出来ないこと、やりたいこととやりたくないこと、やりたくてもやってはいけないことも知っていきます。'自分の気持ちを言葉にして伝える''周囲の人と一緒に楽しむ''やりたいことを達成するために我慢する'、'がっかりしても自分で立ち直って、再びスタートする'そんな力が育まれていくと良いと考えています。これから始まる毎日の中で、友だちといると、先生といると楽しいという"今"を積み重ねていってほしいと心から望んでいます。