ひびきあう心

2017年3月
副園長 瀬口哲夫

困ったから考えた。       困ったから覚えた。
困ったから学んだ。       困ったから変えた。
困ったから始めた。       困ったから知った。
困ったからよかった。                   

すぎむらとものり「くすり詩」

子どもが困らないように、悲しまないようにというのは、多くの親の願いであり、優しさなのかもしれません。そのために前もって教え、諭し、方法を親が考える方が多いようです。しかし、困ることで手に入ることがたくさんあります。子どもが迷い、困ることで、答えを見つけようと様々な考えが頭の中を駆け巡る。それは大切な時間なのです。答えはすぐにでない時もあり、数年かかって突如ひらめくものもあり、中には答えが出ないものもあるかもしれません。その時間が、子どものなかに「考える道筋」を作っていきます。話を聞きだすより、子どもが自分から話したい、聞いてほしいと近づいてきた時にゆっくり聞き、相槌を打ってあげましょう。
親が答えを与えるより、「子どもが自分で答えを探るための時間」を大切に見守ることが「子ども自身が主人公となる人生」に繋がっていくのだと思います。

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