ひびきあう心

2017年8月
園長 大沢千佳子

自然が用意してくれた幸せな時間―お泊り保育2017

今日は絶好の川遊び日和!
子ども達は色とりどりのライフジャケットをつけて、
川の冷たさに歓声を上げながら水のかけあいっこ!

向こう岸にわたり虫探しに、泳ぐ魚に夢中になる子。
ある子は緩やかな川の流れに身を任せ上流から下流へと冒険の旅に出る。
そして...大きな岩の上から意を決してのダイビング!! すごい!

川はまるで子ども達と遊ぶことを楽しんでいるかのように流れていく。
小さな石をつつみこみ、大きな石に遠慮しながら。
木漏れ日は川面にきらめき、川風が頬をなでる。

滝探検、キャンプファイアー...
過ぎてゆく夏を追って、心ゆくまで遊んだ子ども達。

私達大人ができることは、子ども達に自然が用意してくれた幸せな時間を届けること。
共に毎日を生きているからこそ子どもひとり一人を知っている先生たち、自然のすばらしさもきびしさもわかっている達人たち、そして日々の糧を子ども達の笑顔を思い浮かべながらつくるキッチンスタッフがチームとなって力を注いだ二日間。

子どもたちひとり一人の心の中で、小さな変化が生まれたはずです。
たとえすぐ、目には見えなくとも、きっとその子のこれからに繋がるものが。。子ども達が出会う事実のひとつひとつが、やがて知識や知恵を生み出す種子だとしたら、さまざまな情緒やゆたかな感受性は、この種子をはぐくむ肥沃な土壌。幼い子ども時代はこの土壌を耕すとき。    
レイチェル・カーソン『センス オブ ワンダー』